Researcher / Photophysics & Optoelectronics

宮崎 栞

Shiori Miyazaki, Ph.D.

光が生まれるまでの道筋を解き明かし、
次世代の発光材料へ。

ランタニド錯体におけるエネルギー移動と発光の仕組みを、時間分解分光によって研究しています。 現在はケンブリッジ大学物理学科で、発光素子への応用とその動作機構の解明に取り組んでいます。

About

分子の中で起こる
エネルギー移動を追う

宮崎栞は、発光性ランタニド錯体を研究する物理化学・光電子材料分野の研究者です。 有機分子が受け取った光のエネルギーが、どのような経路を通って金属イオンの発光に至るのか。 その過程を時間分解発光分光や過渡吸収分光を使って調べています。

九州大学で博士(理学)を取得後、日本学術振興会の海外特別研究員としてケンブリッジ大学へ。 2026年4月からはMSCA Postdoctoral Fellowとして、ランタニドを用いた発光素子の研究を進めています。

Research

研究テーマ

材料を合成し、光を測り、素子として評価する。 分子レベルの現象とデバイスの性能をつなぐ研究に取り組んでいます。

01 / SPECTROSCOPY

発光までの過程を可視化

時間分解発光分光と過渡吸収分光を用い、配位子からランタニドイオンへ エネルギーが移る経路と速さを解析します。

02 / MATERIALS

高効率な発光材料の設計

ユウロピウム錯体やホスト・ゲスト薄膜を対象に、光を効率よく集め、 損失を抑えるための材料設計指針を探ります。

03 / DEVICES

発光素子への応用

分光測定で得た知見を発光素子の作製・評価へつなげ、 素子の動作中に起こる励起子や電荷の振る舞いを調べます。

Research Highlight

光を集め、
強い発光へつなぐ

ホスト・ゲスト薄膜における
エネルギー移動機構を解明
関連論文:Chemical Science, 2023

ユウロピウム錯体をホスト分子中に分散させた薄膜について、 ホスト分子が光を吸収してから錯体が発光するまでの過程を解析しました。 どのようなホスト分子が効率の高い発光につながるかを示した研究です。

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Publications

主な論文

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  1. 2025
  2. 2024
  3. 2024
  4. 2023
  5. 2021
  6. 2020

論文情報は提供資料とORCIDの掲載情報をもとに作成しています。

Career

経歴

  • ケンブリッジ大学物理学科 博士研究員・MSCA Postdoctoral Fellow
  • ケンブリッジ大学物理学科 日本学術振興会海外特別研究員
  • 九州大学 日本学術振興会特別研究員(PD)
  • 九州大学大学院理学府化学専攻 博士課程修了・博士(理学)
  • 九州大学大学院理学府化学専攻 修士課程修了
  • 九州大学理学部化学科 卒業